
Redditで、「It’s not just A. It’s B.」という言い回しが妙にAIっぽく見えるという不満が話題になった。
「It’s not just A. It’s B.」構文が気になるという声
今回話題になったのは、SNS上でよく見かける対比型の言い回しである。
投稿者は、この構文を見るとAI生成文だとすぐ分かってしまい、読む気が失せるとこぼした。
Redditのスレッドでは、この言い回しに名前はあるのか、ほかの人も同じ違和感を覚えているのかが議論になった。
実際のやり取り
名前はあるのか
antithesis phrasing じゃないか。
もっとも支持を集めた反応の一つは、修辞学でいう antithesis に近いという見方であった。
contrastive framing と呼ぶこともあるし、contrast-driven phrasing という言い方もある。
別のユーザーは、AI文体として嫌うなら「not this, but that みたいな安い対比表現は使うな」と指示すると抑えやすいとも書いている。
Wikipedia の Signs of AI writing にも、Not X, but Y 型の antithesis phrasing として載っていた。
一方で、古典的な修辞そのものが悪いのではなく、AIが雑に多用することで鼻につくのではないかという補足も出ていた。
もうネタとして通じるレベル
それ、あなただけじゃない。私もだよ。
投稿の不満そのものを、まさにその構文で返すジョークが高評価を集めていた。
私はただのボットじゃない。ボットの形で動いている人間だ。
ダッシュの長さを確認して、ボットっぽさを見極めた。
記号の使い方まで含めて「もうAI文体の判定材料になっている」という空気があり、スレッド全体も半ばネタ大会になっていた。
うんざりしているのはこの構文だけではない
世代ごとに新しい鬱陶しいデフォルト文体がある。
賢い質問ですねとか、その感覚は本物ですみたいな持ち上げ方も本当にいらない。
対比構文への嫌悪感は、LLM特有の過剰な持ち上げや仰々しい言い回し全体への反発とセットで語られていた。
単に一つの文型が嫌われているというより、説明より演出が前に出るAI文体全般への疲れが見えている。
見解まとめ
このスレッドでは、「It’s not just A. It’s B.」型の表現は antithesis や contrastive framing に近いものとして受け止められていた。
ただし本当に嫌われていたのは修辞名そのものではなく、AIが安直な対比や過剰な共感を量産することで生まれる既視感のようである。
今後もAI文章の癖を見分ける話題では、この種の対比表現はかなり分かりやすいサインとして扱われそうだ。
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